sagging徴候

新座市 スポーツでの怪我ならいのくち接骨院。

 

おはようございます。いのくち接骨院です。

 

sagging徴候とは後十字靭帯損傷時に見られる症状になります。

後十字靭帯は脛骨の後方への動きを制限しています。

転倒やコンタクトスポーツ等で膝屈曲位で膝前面を打ち付けた際に後十字靭帯損傷を起こすと、脛骨の後方への不安定が生じます。

 

股関節45°屈曲・膝関節70~90°屈曲位で膝立をさせ健側と患側の脛骨粗面の位置を比較します。

その際に後十字靭帯損傷が有ると脛骨が後方に落ち込むsagging徴候が陽性となります。

 

また同じ姿勢で側面よりレントゲンでposterior sag撮影を行うと脛骨の落ち込みがはっきりと分かります。

他の靭帯や半月板等の合併損傷の有無にはMRI検査が必要になります。