新座市 スポーツでの怪我ならいのくち接骨院。
おはようございます。いのくち接骨院です。
尻上がり現象とは大腿直筋にタイトネスが有る場合に起こる現象の事を言います。
通常で有れば腹臥位(うつ伏せ)で膝関節を屈曲(曲げていく)させていくと、スムーズに膝が曲がります。
大腿直筋に肉離れや打撲による筋の拘縮が有る場合、膝関節を屈曲させていくと途中で股関節が屈曲しお尻が浮き上がって来ます。
この現象を尻上がり現象と言います。
この状態で競技復帰した場合再発や、他の部位の怪我のリスクが有ります。
必ず健側と比べ尻上がり現象(-)になってから競技復帰しましょう。
また尻上がり現象が出ないが大腿四頭筋にタイトネスが有る場合や、痛みが有る場合は外側広筋・内側広筋・中間広筋に損傷や拘縮が有ると考えられます。
受傷後は必ず左右差を確認し、健側と患側の差が無くなってから競技復帰するようにしましょう!