新座市 スポーツでの怪我ならいのくち接骨院。
おはようございます。いのくち接骨院です。
脛骨粗面骨折は13~18歳位の男子に発生する骨折です。
13~18歳では脛骨近位骨端核が癒合しきっておらず、大腿四頭筋の筋力により剥離骨折が起こりやすくなっています。
発生頻度は比較的少ないですが、オスグットとの鑑別が必要になります。
骨折のタイプにより3つの型に分ける事が出来ます。
Ⅰ型 骨端核のみの剥離(オスグットとの鑑別が必要)
Ⅱ型 脛骨近位端部の一部が剥離。骨の連続性は有る
Ⅲ型 全てが剥離したもの。骨の連続性は無い
症状は下肢の支持力が無くなり、伸展力が低下します。
膝関節下部・脛骨粗面部に異常膨隆を蝕知する事が出来ます。
転位が大きい場合は手術となる事もあります。