マレットフィンガー

新座市 スポーツでの怪我ならいのくち接骨院。

 

おはようございます。いのくち接骨院です。

 

マレットフィンガーは手指のDIP関節(第一関節)の屈曲変形の事を言います。

突き指等でDIP関節に屈曲力が強制され、伸筋腱の断裂・腱付着部の剥離骨折などで起こります。

野球選手がボールが当たる事によって発生する事が多いためbaseball fingerとも呼ばれています。

伸筋腱の断裂・付着部での剥離骨折が有る為DIP関節の完全伸展が不可能になります。

 

損傷の度合いにより3つのタイプに分類する事が出来ます。

Ⅰ型 腱断裂

Ⅱ型 腱付着部の剥離骨折

Ⅲ型 関節面を含む骨折

 

Ⅰ型Ⅱ型はDIP関節を過伸展位に固定する事で治癒する事が出来ます。

変形治癒しても日常生活に支障は有りません。

また腱のみの断裂より剥離骨折の方が治りやすいとも言われています。

 

Ⅲ型の場合、骨片が大きいと脱臼骨折となる為固定が難しく手術となる事が有ります。

受傷後、指に変形が有る場合や完全に伸展が出来ない場合は突き指だからと楽観視せずに、医療機関を受診しましょう。