ボクサー骨折

新座市 スポーツでの怪我ならいのくち接骨院。

 

おはようございます。いのくち接骨院です。

 

ボクサー骨折は中手骨頸部に起こる骨折で、手を握った状態で手を強打した時(何かを殴る、叩く等)に発生し、男性に多い骨折です。

第4.5中手骨に発生頻度が高いと言われています(プロボクサーの場合第2.3中手骨)。

 

外力の作用と骨間筋・虫様筋の作用により患部は背側凸の変形をきたします。

 

整復はMP関節を90°屈曲させ側副靭帯を緊張させた状態で、末梢側に牽引を掛けながら押し上げ、近位骨片を押し込みます。

 

固定はMP関節を40~70°屈曲、IP関節軽度屈曲にて固定します。

3~5週固定を行い、3週目頃から自動運動を行い4週目頃から固定を除去し徐々に機能回復を図ります。

 

指の骨折の中でも頻度の多い骨折です。

手の強打にご注意下さい。