等尺性運動

新座市 スポーツでの怪我ならいのくち接骨院。

 

おはようございます。いのくち接骨院です。

 

等尺性運動は筋肉の運動形態の一つで、筋収縮はするが筋長が変わらない運動の事を言います。

筋長が変わらない為関節運動は起こりません。

 

肘関節を例に説明します。

肘関節伸展位(肘を伸ばした状態)で手首に負荷を掛けます。

この状態で肘関節屈曲(肘を曲げる)方向に力を入れます。

そうすると肘関節を屈曲させなくても肘関節屈曲の主導筋である上腕二頭筋長頭に力が入ります。

上腕二頭筋長頭に力が入っていても筋長に変化はありません(等しい尺度)。

 

この様に筋長に変化が無いが、筋に力が入っている運動形態を等尺性運動と言います。

関節の動きが無いため、初期のリハビリでも低リスクで行う事が出来ます。

等尺性運動で筋に力が入る様になり、痛みが無ければ求心性運動ー遠心性運動と負荷を上げていきます。