Thompson test(トンプソンテスト)

新座市 スポーツでの怪我ならいのくち接骨院。

 

おはようございます。いのくち接骨院です。

 

Thompson test(トンプソンテスト)はアキレス腱断裂の鑑別をする際に行われるテスト法になります。

うつ伏せで寝た状態で患側の下肢をベッドの外に出します。

膝を伸ばした状態よりも膝を90°に曲げた方が分かりやすいと言われています。

この状態で腓腹筋を把握します。

通常で有れば足関節の底屈(つま先が下を向く)が起こりますが、アキレス腱が断裂している場合は足関節の底屈が起こりません。

 

下腿の肉離れの場合Thompson testは陰性となりますが、アキレス腱が断裂している場合Thompson test陽性となります。

アキレス腱が断裂はスポーツ外傷の中でも多い方なので、鑑別法として頭の片隅にでも入れておいてください。