オスグット病

新座市 スポーツでの怪我ならいのくち接骨院。

 

おはようございます。いのくち接骨院です。

 

今日はオスグットについて書いていきます。

オスグットは小学生高学年~中学生の子供に多く発生します。

小学生高学年~中学生のお子様をお持ちで、お子様が膝下(上の写真の赤丸の部分)に痛みを訴えている方は是非お読み下さい。

 

オスグットは骨端症と呼ばれる病態のひとつです。

成長期の子供の骨には骨端線と言うものが存在します。

骨端線では活発な骨形成が行われており、骨の長さの成長が行われます。

骨端線は成長軟骨組織である為、繰り返しの負荷に弱く損傷を引き起こしてしまいます。

繰り返しの負荷により、骨端線に損傷が引き起こされたものを骨端症と言います。

 

オスグットの場合、脛骨粗面(上の写真の赤丸の部分)と呼ばれる膝蓋腱付着部(もも前の大腿四頭筋と呼ばれる筋肉が腱となり脛骨粗面に停止する)に繰り返し負荷が掛かる事で脛骨粗面部で骨端線が離開し膨隆してきます。

ひどい場合、脛骨粗面から完全に剥がれ遊離してしまう事もあります。

症状としては脛骨粗面を押すと痛い。スポーツをすると痛い。屈伸をすると痛い等が有ります。

 

脛骨粗面に負荷が掛からないように日頃から大腿四頭筋やハムストリングスのストレッチをする必要があります。

また足首や股関節が固く充分な可動域が出ていない。姿勢が悪く骨盤の後傾が強い事なども脛骨粗面に負荷が掛かる原因となります。

大腿四頭筋をストレッチしたり緩めるだけでは根本的な改善とならず、スポーツ復帰すると痛みが再発してします。

当院では足首・股関節・骨盤・肩甲骨にアプローチをし改善を図ります。

もし痛みが中々治らない・すぐに再発してしまう等でお困りのお子様がいましたら是非一度ご来院下さい。